AIとブロックチェーンを融合させた「AIOS」という偽プラットフォームによる被害が続出しています。最新技術を装った巧妙な勧誘は、詐欺だと見抜くのが困難です。
本記事では、調査したAIOSの詐欺スキームの全貌を、不自然な証拠とともに詳しく解説します。
- 金融庁の登録が確認できず無登録業者の可能性が高い
- 基本情報が一切公開されていない
- 利用規約やプライバシーポリシーが存在しない
独自調査の結果から、AIOSはリスクの高いサイトであると判断しています。
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AIOSは詐欺?独自調査で判明した実態のまとめ

調査の結果、AIOSは正当な投資サービスではない疑いが濃厚となりました。投資家を安心させるための工作が施されているため、客観的な事実に基づいた判断が求められます。まずは、調査で判明した実態を整理してお伝えします。
AIOSの実態は偽プラットフォーム?
このプラットフォームは、最新のAIエージェントによる自動取引やLaunchpad(新規公開)への先行投資を謳い、投資家を誘い込みます。
最初は数万円程度の少額出金をあえて成功させることで、システムの正当性を信じ込ませる手法が取られているようです。これは国際的な詐欺の手法であり、時間をかけて信頼を築いた後に全財産を奪う残酷なプロセスと言えます。
利益を演出しつつ、実際には資産を海外のウォレットへ分散・洗浄する「出口詐欺」だと考えられます。
【結果】AIOSが詐欺だと判断できる理由
以下の表に、調査で見つかった不審点をまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 関連URL | aios.trading / aios.ventures |
| 主な勧誘ルート | SNS広告、LINEグループ(投資教育グループ) |
| 金融庁登録の有無 | 確認できません(無許可営業の疑い) |
| 決定的な不審点 | 偽の運用利益表示 |
金融庁の「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」にAIOSの名前はなく、無登録業者の可能性があります。
日本の法律では、投資助言や資産運用を行う場合、金融商品取引法に基づき財務局への登録が義務付けられています。無登録で勧誘を行う業者は資産を奪う目的で接触してきていると考えられるため、注意が必要です。

AIOSは詐欺の可能性が高いです。
既に入金している場合、非常にリスクが大きいため、まずは当社にて無料で調査させていただきます。
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AIOSの公式サイトには基本情報の記載がなく不審点あり

AIOSの公式サイトは現在確認されているもので「aios.trading」「aios.ventures」があります。いずれも見た目や構成は同様で洗練されているように感じますが、サイトの詳細を分析すると不審点が発見されました。表面的なデザインに惑わされず、その裏側に潜むリスクを認識することが重要です。

基本情報が一切記載されていない
優良なサービスであれば、運営者情報、利用規約、問い合わせ窓口といった基本情報を、未登録のユーザーにも広く公開しているのが一般的です。
しかし、AIOSのサイト内には、金融サービスを提供する上で必須となる「運営会社・所在地・代表者・金融ライセンス」等の基本情報が一切記載されていません。

利用規約やプライバシーポリシーが存在しない
新規登録画面などは存在せず、直接ウォレットを接続するよう促されます。しかし、接続する際にも利用規約やプライバシーポリシーのページは確認できません。個人情報がどのように扱われるのか明らかにされていないのは不自然です。

AIOSのWhois情報によるとドメイン運用歴は半年未満

サイトの登録情報を確認すれば、その運営の透明性はどのようなものか判断することができます。AIOSが運用しているとされるいくつかのドメインについて調査しました。
「aios.trading」の運用実態
AIOSが運用しているドメインの1つである「aios.trading」の運用の実態について調査した結果をお伝えします。
| 項目 | 内容 |
| ドメイン名(Domain Name) | aios.trading |
| レジストラ(Registrar) | Sav.com, LLC |
| ネームサーバー(Name Server) | ns1.savdns.com s2.savdns.com |
| 登録年月日(Creation Date) | 2025-09-26 |
| 有効期限(Registry Expiry Date) | 2026-09-26 |
| 状態(Domain Status) | clientTransferProhibited / serverTransferProhibited |
| 登録者情報(Registrant Contact) | 非公開(Privacy Protection Service) |
| 管理者情報(Admin Contact) | 非公開 |
| 技術連絡担当者(Tech Contact) | 非公開 |
| 経理担当者(Billing Contact) | 非公開 |
運用実績が半年未満という歴史の浅さ
登録日が2025年9月であり、現時点での運用期間は半年程度であり極めて短期間です。 資産運用やトークンのローンチを支援するプラットフォームとして、実績は皆無であると判断できます。
「.trading」ドメインの採用
金融機関や取引所であれば、厳格な審査が必要なドメインや「.com」を長期維持するのが通例です。 「.trading」のような新gTLDは取得コストが低く、審査も緩いため、悪質な業者が好んで利用していると考えられます。
最短1年契約に表れる「短期逃亡」の構え
有効期限が登録からちょうど1年後に設定されています。 本来、永続的に顧客の資産を預かるはずの組織が、1年ごとに失効のリスクがある短期契約を選択するのは論理的に矛盾します。利益を吸い上げた後は速やかにサイトを閉鎖し、追跡を断ち切る計画があると推測されます。
格安レジストラ「Sav.com」による匿名性の維持
利用されているレジストラは、プライバシー保護機能が安価に提供されることで知られる海外業者です。 日本国内の投資家を標的にしながら、実態のあるオフィス住所や責任者名を一切明かさないのは不自然です。トラブルが発生した際、責任を追及する相手を特定させないための工作だと考えられます。
情報の完全遮断による法的責任の回避
管理者、技術、経理を含む全連絡先が秘匿されています。 これは外部からの調査や法的な照会を回避するための策であり、運営の透明性を確保する意思はないと判断できます。
「aios.ventures」の運用実態
AIOSが運用しているドメインの1つである「aios.ventures」の運用の実態について調査をお伝えします。
| 項目 | 内容 |
| ドメイン名(Domain Name) | aios.ventures |
| レジストラ(Registrar) | NameCheap, Inc. |
| ネームサーバー(Name Server) | ns-661.awsdns-18.net / ns-1110.awsdns-10.org 等 |
| 登録年月日(Creation Date) | 2025-09-26 |
| 有効期限(Registry Expiry Date) | 2026-09-26 |
| 状態(Domain Status) | clientTransferProhibited |
| 登録者情報(Registrant Contact) | 非公開(Withheld for Privacy ehf / アイスランド) |
| 管理者情報(Admin Contact) | 非公開(登録者情報に同じ) |
| 技術連絡担当者(Tech Contact) | 非公開(登録者情報に同じ) |
| 経理担当者(Billing Contact) | 非公開(レジストラ管理) |
運用実績が半年にも満たない「急造ドメイン」
登録日が「aios.trading」と同日であり、現時点(2026年2月)で運用開始からわずか5ヶ月程度です。ベンチャーキャピタルや投資組織を連想させる「Ventures」という名称を使いながら、運用歴が全くない点は致命的な欠陥です。
アイスランドの匿名サービスの利用
登録者情報はアイスランドの「Withheld for Privacy ehf」によって完全に遮断されています。日本国内の投資家を標的に据えながら、北欧の匿名インフラを介して実態を隠しているのは、日本の警察や司法当局による捜査を困難にさせるためだと考えられます。
最短1年契約に表れる「逃げ得」の構え
有効期限が登録からちょうど1年後に設定されています。本来、長期的な投資支援を行う組織が、1年ごとに失効のリスクがある短期契約を選択するのは不自然です。「aios.trading」同様に利益を吸い上げた後は速やかにサイトを閉鎖し、追跡を断ち切る計画があると考えられます。
「.ventures」ドメインの採用
「.ventures」のような新gTLDは取得コストが低く、審査も緩くなっています。信頼ある投資会社であれば、厳格な管理がなされるドメインを長期維持するのが通例です。
情報の完全遮断
管理者、技術担当を含む全連絡先が秘匿されています。これは外部からの調査や法的な照会を回避するための工作であると考えられます。

AIOSでだまし取られた資金は、専門調査で追跡できる場合があります。
弁護士や警察に断られた事案でも対応可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。
AIOSの口コミや評判を調査した結果

ネット上の掲示板やSNSを調査しても、AIOSに関する口コミや評判が確認できない場合があります。しかし、「情報がない=安全」と判断するのは極めて危険です。
当事務所には、ネット上での情報の無さとは裏腹に、AIOSによる高額被害の相談が相次いで寄せられています。詐欺グループの中には、風評被害対策やサイトの頻繁な作り替えによって、意図的に悪評を封じ込めているケースもあります。
口コミが見当たらないのは、被害がないのではなく、「被害者が声を上げられない状況」である可能性が高いです。情報が極端に少ないこと自体をリスクと捉え、安易な信用は控えてください。
AIOSについて掲示板での口コミや評判
AIOSに関する掲示板での口コミはありませんでした。
AIOSについてX(旧Twitter)での口コミや評判
AIOSのX(旧Twitter)での口コミや評判は発見されませんでした。
AIOSについてYahoo!知恵袋での口コミや評判
AIOSのYahoo!知恵袋での口コミや評判は発見されませんでした。
AIOSについて「悪評がない」のは安全ではない?口コミがない理由

ネットで業者名を検索しても被害報告が見当たらない場合、「詐欺サイトではなかった」と安心してしまうかもしれません。しかし、悪評がないということ自体が、被害者が声を上げられない状況であったり、自分が被害者だとまだ気づいていなかったりする可能性があります。
プライドや現実逃避
「欲を出した自分が悪い」という強烈な羞恥心は、特に社会的立場のある人ほど強く、プライドが障壁となって第三者への相談を妨げます。また、家族や友人など周囲の人からの信頼を失ってしまう可能性を恐れ、「秘密」として抱え込んでしまう場合もあります。
さらに、被害を言語化すること自体が苦痛を追体験することになり、無意識に事実を封じ込めてしまっているケースも考えられるでしょう。
洗脳やITリテラシーの壁
詐欺被害が表面化しない背景には、本人が「被害」そのものを認識していない場合もあります。ロマンス詐欺に代表されるマインドコントロール下では、加害者(詐欺師)を信じ切ってしまい、被害を疑うことができない心理下にあることが推測されます。
さらに、高齢層を狙ったケースでは、ITリテラシーの格差が情報の流出を阻みます。SNSや掲示板を通じた情報共有の知識や術を持っておらず、被害情報はネット上に上がらないままオフラインに埋もれてしまいます。
出現したばかりの詐欺である可能性
検索しても被害情報が見当たらない最大の理由は、その案件が「名前を変えた直後」である可能性が高いからです。詐欺グループは、ネット上に悪評が広まるとすぐにサイトを閉鎖し、ドメインやデザインを一新して「新たな投資案件」として再誕生します。
また、発覚までに意図的な「タイムラグ」を作っている詐欺もあります。初期段階では偽サイトや偽アプリ上で利益が出ているように見せかけ、少額の配当(撒き餌)を与えることで、被害者の警戒心を解きます。ネットに悲痛な口コミが溢れ出すのは、出金停止やサイト閉鎖という最終段階まで辿り着いた後です。検索して何も出ない状態こそが、最も危険なフェーズだと捉えるべきでしょう。
AIOSで詐欺被害に遭ったかもと思った場合にやるべきこと
もしAIOSに入金してしまい、出金できない状態に陥っているのであれば、一刻を争う対応が求められます。
被害の拡大を食い止め、回復の可能性を少しでも残すための具体的なアクションを確認しましょう。
調査会社に相談すれば資金の追跡が可能
仮想通貨はブロックチェーン上にすべての取引記録が残るという特性があります。そのため、専門の調査会社に依頼すれば、送金先のウォレットアドレスを起点に資金の流れを追跡し、どの取引所に資金が移動したのかを特定できる場合があります。
ただし、犯人側は資金をミキシングサービスや複数のウォレットを経由させて追跡を困難にしようとするため、相談が早ければ早いほど追跡の成功率は高まります。「まだ被害と確定したわけではないから」と様子を見ている間にも資金は移動し続けるため、疑わしいと思った段階で一度相談だけでもしておくことをおすすめします。
当社では、ブロックチェーン解析ツールを活用した資金追跡調査を行っており、調査結果をもとに警察への被害届提出や弁護士を通じた法的手続きに活用できるレポートを作成しています。相談は無料で受け付けておりますので、少しでも不安を感じている方はお気軽にお問い合わせください。

AIOSへの追加入金は絶対にせず、やり取りの証拠を保存する
被害に気づいた後にまず徹底していただきたいのが、これ以上の入金を一切しないことです。
詐欺グループは「出金には手数料が必要」「税金を先に納付しないと引き出せない」など、もっともらしい理由をつけて追加送金を要求してきますが、これらはすべて追加の資金を搾取するための手口です。どのような名目であっても、絶対に応じないでください。
あわせて、以下の情報をできる限り保存しておいてください。
- 相手とのメッセージ履歴(LINE・Telegram・メールなど。スクリーンショットで保存)
- 送金時のトランザクションID・ウォレットアドレス
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- 入金に使用した取引所の取引履歴・送金明細
- 相手のプロフィール情報(SNSアカウント名・電話番号など)
これらの証拠は、調査や法的対応を進めるうえで極めて重要な資料になります。相手にブロックされたりアカウントが消されたりする前に、今すぐ記録を残しておくようにしてください。
