実在する大手証券会社「IG証券」を騙る偽サイトが確認されました。
今回は、独自調査で判明した偽サイトの危険な実態やドメイン運用の現状、被害に遭った際の返金方法について詳しく解説します。
- 正規のIG証券は、一般の個人投資家にLINEなどで口座開設を案内することはない
- SNSやマッチングアプリで知り合った人物から紹介される
- 新規登録時に招待コードの入力を要求される
独自調査の結果から、IG証券を騙る偽サイトはリスクの高いサイトであると判断しています。
IG証券を騙る偽サイトに現在入金中で不安な方へ
IG証券を騙る偽サイトへの追加の入金は絶対にせず、過去の送金の証拠をできる限り保存してください。
詐欺の証拠を立証するためには、迅速な調査が必要です。
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IG証券を騙る偽サイトは詐欺?独自調査で判明した実態のまとめ

実在する企業のロゴや名称を盗用し、投資家の資金を奪うために構築された偽サイトの実態を徹底的に調査しました。
正規のIG証券について
正規の「IG証券株式会社」は、業界大手の証券会社です。日本国内においては、関東財務局長(金商)第255号のライセンスを保有し、商品先物取引業や日本証券業協会等に正規加盟してコンプライアンスを遵守した運営を行っています。

一般の個人投資家を対象にして個別の投資口座の開設をLINEなどのプライベートなチャットツールで案内することはありません。公式サイトは「https://www.ig.com/jp」であり、お客さまサポートとしてフリーダイヤル(0120-257-734)や公式メール(sales.jp@ig.com)を設置して透明性の高いシステム運用を徹底している状況です。
IG証券を騙る偽サイトの実態はフィッシングサイト?
今回確認された「igasiav.cc」というURLは、本物の名称やロゴを盗用して構築された実体のないフィッシングサイトです。
始まりはFacebookなどのSNSを介した不審な人物からの接触であり、日常会話を重ねて警戒心を解いた後にクローズドなLINEチャットへと引き込んできます。その後、投資の専門家を名乗る人物を交えたグループチャットを作成し、偽サイトでの投資を勧めてくる流れです。
画面上で架空の利益を表示して信用させた後に、仮想通貨を送金させます。しかし、最終的に出金を申請した段階でシステムをロックし、すべての連絡ルートを遮断して逃亡する悪質な手口をとっています。
また、サイト名を「IG Asia」としている点は、IG証券のアジア部門であるかのような誤認を狙った命名であると考えられます。
【結果】IG証券を騙る偽サイトが詐欺だと判断できる理由
調査によって明らかになった不審な兆候を、正規の仕様と対比して以下の表に整理しました。
| 評価項目 | 正規:IG証券株式会社 | 偽サイト:igasiav.cc |
|---|---|---|
| 金融庁登録の有無 | 関東財務局長(金商)第255号の認可を保有 | 完全な無登録(金融庁の認可を受けずに違法勧誘) |
| 勧誘ルート | 公式の窓口や適正な審査を経た正規の広告による案内 | Facebookでの接触からLINEのグループチャットへ誘導 |
| 勧誘の文句 | 投資リスクを提示した客観的かつ適正な説明 | 「有名証券会社のアジア枠」「あなただけに教える」 |
| 異常な利回り | 市場の規律に基づいたシステム運用の提示 | 画面上の数値を操作した、確実に資産が増える演出 |
| 出金制限 | 所定の手続きに基づき、いつでも速やかに処理 | 出金を全面的に拒絶し、架空の借入設定を盾に脅迫 |
表の内容からも判明するように、正規の金融機関ではあり得ない不自然な条件が並んでいます。正規のIG証券は出金申請を拒否したり追加送金を要求したりする挙動はあり得ません。このように次々と送金を要求する手口は投資詐欺に共通するサインと言えます。
SNSで知り合う見知らぬ人物は、投資詐欺を目的に接触してきている可能性もあり、警戒して関わる姿勢が求められます。

IG証券を騙る偽サイトは詐欺の可能性が高いです。
既に入金している場合、非常にリスクが大きいため、まずは当社にて無料で調査させていただきます。
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IG証券を騙る偽サイト「igasiav.cc」では表記が不自然であり不審点多数

IG証券を騙る偽サイト「igasiav.cc」に実際にアクセスして調査したところ、正規のプラットフォームでは考えられない不審点を発見しました。

基本情報が一切記載されていない
優良なサービスを見極めるポイントは、誰もが確認できる「基本情報の公開性」です。通常、信頼できる金融サイトであれば、運営会社名や所在地、代表者、取得している金融ライセンスといった重要情報に加え、利用規約や問い合わせ窓口を必ず明記しているものです。
しかし、IG証券を騙る偽サイトにはこれらが一切存在しません。監査機関の記載や電話番号、プライバシーポリシーすら未掲載という状態です。法的・組織的な実態が完全に不透明であり、安全な取引ができる環境とは言い難いです。

招待コードの入力を要求される
新規登録画面を開いてみると、任意ではあるものの招待コードの入力を要求されます。正規の仮想通貨FXなどであれば、紹介制でなければ登録できないということはあり得ません。特定の招待コードを入力して登録する仕組みは、外部の調査から実態を隠蔽するための工作と考えられます。
表記が不自然
招待コード入力欄の横に「(にんい)」という記載があります。これは「任意」のことであることは理解できますが、正規の金融機関のプラットフォームであれば、漢字で表記されているのが通例です。
不自然に平仮名が利用されている点は、このプラットフォームの信頼性を疑うべきポイントです。
IG証券を騙る偽サイトのWhois情報によれば運用開始から8ヶ月しか経過していない

ドメインの登録情報を詳細に確認すると、運営元の実体を客観的に判断することができます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| URL | igasiav.cc |
| 所在地 | 未記載 |
| 代表者名 | 未記載 |
| 電話番号 | +65.65189986(レジストラ悪用報告用) |
| メールアドレス | https://rdap.gname.com/extra/contact?type=registrant&domain=igasiav.cc |
| ドメイン名 | igasiav.cc |
| ドメイン登録日 | 2025-10-06 |
| ドメイン更新日 | 2025-10-06 |
| ドメイン有効期限 | 2026-10-06 |
| 登録者情報 | 未記載 |
| 登録国 | NC(ニューカレドニア) |
| レジストラ | Gname.com Pte. Ltd. |
| ネームサーバー | aaron.ns.cloudflare.com gabriella.ns.cloudflare.com |
約4ヶ月後に迫る有効期限と短期運用
ドメイン登録日は2025年10月6日であり、運用開始から約8ヶ月が経過しています。しかし、有効期限が2026年10月6日に設定されており、契約満了まで約4ヶ月しか残されていません。金融取引や資産運用に関わるサービスを継続的に運営する意思が確認できず、1年の最低契約期間を使い切って足跡を消す使い捨てサイト特有の挙動です。
格安トップレベルドメイン(.cc)の採用
取得・維持コストが比較的安価なココス諸島のトップレベルドメイン(.cc)が選ばれています。規制が緩く匿名性を保ちやすいため、不正な投資サイトやフィッシングサイトの大量生産によく悪用される種類のドメインです。
著名な大手金融グループ(IG証券・IGグループ)へのなりすまし疑惑
ドメイン名に含まれる「igasia」という文字列は、世界的な金融グループであり日本でも知名度の高い「IG証券(IG Group)」のアジア部門であるかのような誤認を誘う並びです。しかし、正規のIGグループとは全く関係のない不審な文字列(v)や格安ドメイン(.cc)が組み合わされており、大手の信頼性を悪用して被害者を信用させる「なりすまし詐欺サイト」の危険性が極めて濃厚です。
登録国「NC(ニューカレドニア)」という不自然なロケーション
登録国がNC(ニューカレドニア)として登録されていました。アジア向け金融サービスを標榜するサイトとしては、日本やシンガポールなどの金融ハブではなく、ニューカレドニアが登録国として設定されている点は特徴的です。
シンガポール拠点のレジストラと情報の秘匿
本人確認の審査基準が比較的緩く、アジア圏の不正インフラの取得に多用されやすいシンガポールの「Gname.com」が利用されています。代表者名や詳細な所在地などの客観的データは排除され、連絡先が専用のフォームURLに置き換えられているため、運営主体の実体は完全に隠されています。
実際のサーバーが世界のどこにあるかを特定させない仕組み
ネームサーバーにCloudflare(aaron.ns / gabriella.ns)を配置し、実際のサーバーが世界のどこにあるかを特定させない仕組みをとっています。透明性を確保する姿勢が見られず、追跡の手を逃れるための防護策と考えられます。

IG証券を騙る偽サイトでだまし取られた資金は、専門調査で追跡できる場合があります。
弁護士や警察に断られた事案でも対応可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。
IG証券を騙る偽サイトの口コミや評判を調査した結果

ネット上の掲示板やSNSを調査しても、IG証券を騙る偽サイト「igasiav.cc」に関する口コミや評判が確認できない場合があります。しかし、「情報がない=このサイトは安全」と判断するのは極めて危険です。
詐欺グループは、風評被害対策やサイトの頻繁な作り替えによって意図的に悪評を封じ込めているケースもあり、注意が必要です。
IG証券を騙る偽サイトについて掲示板での口コミや評判
IG証券を騙る偽サイトに関する掲示板での口コミは発見されませんでした。
IG証券を騙る偽サイトについてX(旧Twitter)での口コミや評判
IG証券を騙る偽サイトに関するX(旧Twitter)での口コミや評判は発見されませんでした。
IG証券を騙る偽サイトについてYahoo!知恵袋での口コミや評判
IG証券を騙る偽サイトに関するYahoo!知恵袋での口コミや評判は発見されませんでした。
IG証券を騙る偽サイトについて「悪評がない」のは安全ではない?口コミがない理由

正規のIG証券と区別が必要ですが、ネットで業者名を検索しても被害報告が見当たらない場合、「詐欺サイトではなかった」と安心してしまうかもしれません。しかし、悪評がないということ自体が、被害者が声を上げられない状況であったり、自分が被害者だとまだ気づいていなかったりする可能性があります。
法的脅迫や規約を盾にした口封じ
詐欺グループは、利用者が外部に相談したりネットに書き込んだりすることを防ぐため、規約や法的な脅迫を用いる場合があります。
「規約により、第三者に情報を漏洩した場合は口座を永久に凍結する」「出金手続きが完全に無効になる」といった警告を公式サポートから執拗に行うことで、被害者を心理的に縛り付けます。利用者は「規約違反で本当にお金が戻らなくなるかもしれない」という恐怖から、自ら声を上げることを止めてしまいます。
少額出金や利益表示で被害認識が遅れる
詐欺グループは初期段階において、利用者が少額の出金を申請した際に実際に利益を振り込み、「いつでもお金を引き出せる」という強固な成功体験を与えます。
さらに、独自のアプリやサイト内では、毎日資産が爆発的に増えていく架空の取引データをリアルタイムで提示し続けます。これにより利用者はシステムを盲信してしまい、不審な個別勧誘であっても「本物の投資案件だ」と信じ切ってしまうのです。
周囲への相談やネットへの注意喚起の書き込みが行われるのは、追加の保証金を請求されて出金が完全に拒絶される最終段階に至った後であるため、それまでの潜伏期間中はネット上に一切の悪評が出現しません。
実在する金融機関を騙っているため被害認識が遅れる
ネット上に被害の口コミが上がりにくい背景には、実在する世界的投資銀行や国内の優良な金融機関の名称を詐欺グループが無断で盗用しているという事情が挙げられます。利用者は、誰もが知る著名なブランド名やロゴを提示されるため、最初から安全な取引であると信じ込んでしまいます。
さらに、不審に思った利用者がインターネットで検索をかけたとしても、検索結果の上位は本物の金融機関の公式サイトや健全な財務ニュースで占められる形です。この仕組みにより、詐欺グループに関する警告やネガティブな情報が検索結果の下位へと埋もれてしまいます。利用者は「検索しても怪しい評判が出ないから大丈夫だ」と誤認させられ、自分がトラブルに巻き込まれているという認識が遅れる結果となります。
IG証券を騙る偽サイトで詐欺被害に遭ったかもと思った場合にやるべきこと
もしIG証券を騙る偽サイトに入金してしまい、出金できない状態に陥っているのであれば、一刻を争う対応が求められます。
被害の拡大を食い止め、回復の可能性を少しでも残すための具体的なアクションを確認しましょう。
調査会社に相談すれば資金の追跡が可能
仮想通貨はブロックチェーン上にすべての取引記録が残るという特性があります。そのため、専門の調査会社に依頼すれば、送金先のウォレットアドレスを起点に資金の流れを追跡し、どの取引所に資金が移動したのかを特定できる場合があります。
ただし、犯人側は資金をミキシングサービスや複数のウォレットを経由させて追跡を困難にしようとするため、相談が早ければ早いほど追跡の成功率は高まります。「まだ被害と確定したわけではないから」と様子を見ている間にも資金は移動し続けるため、疑わしいと思った段階で一度相談だけでもしておくことをおすすめします。
当社では、ブロックチェーン解析ツールを活用した資金追跡調査を行っており、調査結果をもとに警察への被害届提出や弁護士を通じた法的手続きに活用できるレポートを作成しています。相談は無料で受け付けておりますので、少しでも不安を感じている方はお気軽にお問い合わせください。

IG証券を騙る偽サイトへの追加入金は絶対にせず、やり取りの証拠を保存する
被害に気づいた後にまず徹底していただきたいのが、これ以上の入金を一切しないことです。
詐欺グループは「出金には手数料が必要」「税金を先に納付しないと引き出せない」など、もっともらしい理由をつけて追加送金を要求してきますが、これらはすべて追加の資金を搾取するための手口です。どのような名目であっても、絶対に応じないでください。
あわせて、以下の情報をできる限り保存しておいてください。
- 相手とのメッセージ履歴(LINE・Telegram・メールなど。スクリーンショットで保存)
- 送金時のトランザクションID・ウォレットアドレス
- 相手から案内されたサイトのURL・アプリの画面キャプチャ
- 入金に使用した取引所の取引履歴・送金明細
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これらの証拠は、調査や法的対応を進めるうえで極めて重要な資料になります。相手にブロックされたりアカウントが消されたりする前に、今すぐ記録を残しておくようにしてください。
