オーストラリアに本拠を置く大手海外ブローカー「IC Markets」の名称やブランドを悪用した「icmarketrac.com」という不審な偽サイトが確認されています。実在する有名ブローカーの信頼性を盗用し、多額の暗号資産をだまし取る悪質な手口が特徴です。
今回は独自調査で判明した実態や危険性、被害に遭った際の返金の可能性について詳しく解説します。
- SNSやマッチングアプリを介して知り合った人物から紹介される
- ライセンス情報が掲載されていない
- チャットボットで質問内容を無視して、個人情報の提示を求められる
独自調査の結果から、IC Marketsを騙る偽サイト(icmarketrac.com)はリスクの高いサイトであると判断しています。
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IC Marketsを騙る偽サイト(icmarketrac.com)は詐欺?独自調査で判明した実態のまとめ
大手海外FXブローカーのブランド偽装やSNSでの個人的なやり取りを入口とし、利用者を欺く偽サイトの実態を徹底的に調査しました。
正規のIC Marketsについて
正規の「IC Markets」は、オーストラリア証券投資委員会(ASIC)などの公的機関でライセンスを取得している大手FX・CFDブローカーです。透明性の高い取引環境や多言語対応のサポートを提供し、長年にわたりグローバル市場で広範な金融サービスを展開している健全なプラットフォームと言えます。

しかし、正規のIC MarketsがSNSで親密な関係を築いた後に、個人的な投資指導を行ったり、指定した個人の外部ウォレットへ直接暗号資産を送金させたりする仕組みは一切存在しないため注意が必要です。
IC Marketsを騙る偽サイト(icmarketrac.com)の実態はクローンサイト?
IC Marketsを騙る偽サイト(icmarketrac.comなど)は、正規の名称やロゴを無断盗用した無登録の偽プラットフォームです。裏側には個人から暗号資産を違法に搾取するサイバー犯罪グループが潜んでいる疑いが濃厚と言えます。
主な勧誘経路はFacebookなどのSNSで好意を装った接近であり、LINEへ誘導して親密な関係を築いた後に不審なサイトへ案内してきます。国内取引所でイーサリアム(ETH)を購入させ、指定アドレスへ送金させて偽画面上で運用を行わせるのが一連の流れと言えます。
【結果】IC Marketsを騙る偽サイト(icmarketrac.com)が詐欺だと判断できる理由
IC Marketsを騙る偽サイトが危険な詐欺プラットフォームであると判定できる根拠を、以下の表にまとめました。
| 評価項目 | 調査結果・不審な点 |
|---|---|
| 主な勧誘ルート | SNS、マッチングアプリ、LINEでの個人チャット |
| 主な勧誘文句 | 「確実な自動売買」「大きな運用益が得られる」「高利回り」 |
| 提示される利回り | 都合よく増え続ける異常な高利回り(架空データ) |
| 出金制限の手口 | 税金、口座凍結解除費用、保証金の事前送金を要求 |
表の内容からも判明するように、正規の金融取引ではあり得ない不自然な条件が並んでいます。本来、税金や手数料が発生した場合は出金される資産の元本から差し引かれるのが原則であり、別途の入金でしか処理できないとして送金を求める点は詐欺のサインと言えます。
SNSやマッチングアプリを通して知り合う人物は、投資詐欺を目的として接触してきている可能性もあり、勧められた案件が正規のものであるのか慎重に真偽を確かめる姿勢が求められます。

IC Marketsを騙る偽サイト(icmarketrac.com)は詐欺の可能性が高いです。
既に入金している場合、非常にリスクが大きいため、まずは当社にて無料で調査させていただきます。
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IC Marketsを騙る偽サイト「icmarketrac.com」は質問を無視され不審点多数
IC Marketsを騙る偽サイト「icmarketrac.com」に実際にアクセスしたところ、正規のプラットフォームでは考えられない不審点が発見されました。
基本情報が一切記載されていない

優良なサービスを見極めるポイントは、誰もが確認できる「基本情報の公開性」です。通常、信頼できる金融サイトであれば、運営会社名や所在地、代表者、取得している金融ライセンスといった重要情報に加え、利用規約や問い合わせ窓口を必ず明記しているものです。


しかし、IC Marketsを騙る偽サイトにはこれらが一切存在しません。監査機関の記載や電話番号、プライバシーポリシーすら未掲載という状態です。法的・組織的な実態が完全に不透明であり、安全な取引ができる環境とは言い難いです。
日本語が不自然
ログイン画面および新規登録画面を確認すると、「アカウントがあります。ログインします」「パスワードを忘れた場合?」など、日本語として不自然な文章が見受けられます。正規の金融機関であればこのような不自然な日本語を放置している事態は考えにくく、運営体制に違和感を覚えるポイントです。

質問を無視した個人情報の要求
こちらが「日本の金融庁の登録番号を教えてください」と質問しているにもかかわらず、回答を回避し「携帯電話番号およびメールアドレス」の提示を求められました。
公開情報であるはずの登録番号を答えず個人情報を要求する挙動は、典型的な詐欺の手口です。金融庁への登録番号を尋ねたにもかかわらず回答せず、質問と直接関係のない電話番号やメールアドレスを求める対応は不審です。運営会社やライセンス情報も公開されていないことから、個人情報を提供すべきではありません。
IC Marketsを騙る偽サイトのWhois情報によれば独自インフラを配置していない
ドメインの登録情報を確認すると、運営元の実体を客観的に見極めることができます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| URL | icmarketrac.com |
| 所在地 | 未記載 |
| 代表者名 | 未記載 |
| 電話番号 | +65.65189986(レジストラ悪用報告用) |
| メールアドレス | https://rdap.gname.com/extra/contact?type=registrant&domain=icmarketrac.com |
| ドメイン名 | icmarketrac.com |
| ドメイン登録日 | 2026-05-18 |
| ドメイン更新日 | 2026-05-18 |
| ドメイン有効期限 | 2027-05-18 |
| 登録者情報 | 未記載 |
| 登録国 | KR(韓国) |
| レジストラ | Gname.com Pte. Ltd. |
| ネームサーバー | a6.share-dns.com b6.share-dns.net |
運用開始から約2ヶ月半
ドメイン登録日が2026-05-18であり、取得されてから2ヶ月半程度しか経過していません。オーストラリア発の大手有名FXブローカーである「IC Markets(アイシー・マーケッツ)」や正規の金融機関を名乗っていますが、その裏付けとなる長期的な運用実績が存在しない急造サイトです。
1年間のみに設定された短期の契約
有効期限が2027-05-18となっており、最低期間である1年契約が選ばれています。長期的な事業運用の意思が見られず、目的達成後にサイトを迅速に閉鎖して痕跡を消すための使い捨て構造が見受けられます。
世界的大手FXブローカー「IC Markets」を意識したタイポスクワッティング
ドメイン名に含まれる「icmarketrac」は、世界的知名度を持つFX業者「IC Markets(icmarkets)」の名称に、類似した文字列や識別子(rac等)を組み合わせたタイポスクワッティング(悪質な模倣)と考えられます。正規の特設サイトや関連口座開設窓口であるかのように一般利用者を誤認させる意図がうかがえます。
シンガポール系レジストラ(Gname)と韓国登録による身元の隠蔽
ドメイン管理には不正インフラの取得によく用いられるシンガポールの「Gname.com Pte. Ltd.」が指定され、登録国は「KR(韓国)」となっています。実際の運営組織名、代表者氏名、所在地などの一次情報は非開示であり、連絡先も代理のRDAPフォームURLに置き換えられているため、責任の所在が隠蔽されています。
簡易DNS(share-dns)による即席構築
ネームサーバーに汎用型の共有DNS(share-dns.com / share-dns.net)が指定されています。金融機関や大規模取引プラットフォームに必要な独自インフラや高度な防護体制を配置しておらず、既存サービスを利用して即座に開設されたサイトの特徴を示しています。

IC Marketsを騙る偽サイト(icmarketrac.com)でだまし取られた資金は、専門調査で追跡できる場合があります。
弁護士や警察に断られた事案でも対応可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。
IC Marketsを騙る偽サイト(icmarketrac.com)の口コミや評判を調査した結果
ネット上の掲示板やSNSを調査しても、IC Marketsを騙る偽サイトに関する口コミや評判が確認できない場合があります。しかし、「情報がない=安全」と判断するのは極めて危険です。
詐欺グループの中には、風評被害対策やサイトの頻繁な作り替えによって、意図的に悪評を封じ込めているケースもあります。
口コミが見当たらないのは、被害がないのではなく、「被害者が声を上げられない状況」である可能性が高いです。情報が極端に少ないこと自体をリスクと捉え、安易な信用は控えてください。
IC Marketsを騙る偽サイト(icmarketrac.com)についての掲示板での口コミや評判
IC Marketsを騙る偽サイトについての掲示板での口コミは発見されませんでした。
IC Marketsを騙る偽サイト(icmarketrac.com)についてのX(旧Twitter)での口コミや評判
IC Marketsを騙る偽サイトについてのX(旧Twitter)での口コミや評判は発見されませんでした。
IC Marketsを騙る偽サイト(icmarketrac.com)についてのYahoo!知恵袋での口コミや評判
IC Marketsを騙る偽サイトについてのYahoo!知恵袋での口コミや評判は発見されませんでした。
IC Marketsを騙る偽サイト(icmarketrac.com)について「悪評がない」のは安全ではない?口コミがない理由
ネットで業者名を検索しても被害報告が見当たらない場合、「詐欺サイトではなかった」と安心してしまうかもしれません。しかし、悪評がないということ自体が、被害者が声を上げられない状況であったり、自分が被害者だとまだ気づいていなかったりする可能性があります。
完全紹介制(クローズドな環境)による情報の遮断
被害情報がネットに上がらない理由として、その案件が完全な招待制を敷いている場合が挙げられます。
SNSの鍵付きアカウントや、特定の紹介コードがないとアクセスできないDiscord、LINEグループなどの閉鎖的な環境(クローズドな環境)でのみ勧誘が行われるため、外部の目や検索エンジンのクローラーに引っかかりません。被害がコミュニティの内部だけで完結しているため、外部からは実態が全く見えない構造になっています。
少額出金や利益表示で被害認識が遅れる
詐欺グループは初期段階において、利用者が少額の出金を申請した際に実際に利益を振り込み、「いつでもお金を引き出せる」という強固な成功体験を与えます。
さらに、独自のアプリやサイト内では、毎日資産が爆発的に増えていく架空の取引データをリアルタイムで提示し続けます。これにより利用者はシステムを盲信してしまい、不審な個別勧誘であっても「本物の投資案件だ」と信じ切ってしまうのです。
周囲への相談やネットへの注意喚起の書き込みが行われるのは、追加の保証金を請求されて出金が完全に拒絶される最終段階に至った後であるため、それまでの潜伏期間中はネット上に一切の悪評が出現しません。
実在する金融機関を騙っているため被害認識が遅れる
ネット上に被害の口コミが上がりにくい背景には、実在する世界的投資銀行や国内の優良な金融機関の名称を詐欺グループが無断で盗用しているという事情が挙げられます。利用者は、誰もが知る著名なブランド名やロゴを提示されるため、最初から安全な取引であると信じ込んでしまいます。
さらに、不審に思った利用者がインターネットで検索をかけたとしても、検索結果の上位は本物の金融機関の公式サイトや健全な財務ニュースで占められる形です。この仕組みにより、詐欺グループに関する警告やネガティブな情報が検索結果の下位へと埋もれてしまいます。利用者は「検索しても怪しい評判が出ないから大丈夫だ」と誤認させられ、自分がトラブルに巻き込まれているという認識が遅れる結果となります。
IC Marketsを騙る偽サイト(icmarketrac.com)で詐欺被害に遭ったかもと思った場合にやるべきこと
もしIC Marketsを騙る偽サイト(icmarketrac.com)に入金してしまい、出金できない状態に陥っているのであれば、一刻を争う対応が求められます。
被害の拡大を食い止め、回復の可能性を少しでも残すための具体的なアクションを確認しましょう。
調査会社に相談すれば資金の追跡が可能
仮想通貨はブロックチェーン上にすべての取引記録が残るという特性があります。そのため、専門の調査会社に依頼すれば、送金先のウォレットアドレスを起点に資金の流れを追跡し、どの取引所に資金が移動したのかを特定できる場合があります。
ただし、犯人側は資金をミキシングサービスや複数のウォレットを経由させて追跡を困難にしようとするため、相談が早ければ早いほど追跡の成功率は高まります。「まだ被害と確定したわけではないから」と様子を見ている間にも資金は移動し続けるため、疑わしいと思った段階で一度相談だけでもしておくことをおすすめします。
当社では、ブロックチェーン解析ツールを活用した資金追跡調査を行っており、調査結果をもとに警察への被害届提出や弁護士を通じた法的手続きに活用できるレポートを作成しています。相談は無料で受け付けておりますので、少しでも不安を感じている方はお気軽にお問い合わせください。

IC Marketsを騙る偽サイト(icmarketrac.com)への追加入金は絶対にせず、やり取りの証拠を保存する
被害に気づいた後にまず徹底していただきたいのが、これ以上の入金を一切しないことです。
詐欺グループは「出金には手数料が必要」「税金を先に納付しないと引き出せない」など、もっともらしい理由をつけて追加送金を要求してきますが、これらはすべて追加の資金を搾取するための手口です。どのような名目であっても、絶対に応じないでください。
あわせて、以下の情報をできる限り保存しておいてください。
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これらの証拠は、調査や法的対応を進めるうえで極めて重要な資料になります。相手にブロックされたりアカウントが消されたりする前に、今すぐ記録を残しておくようにしてください。
