SBIグループの正規サービスである「SBI VCトレード」の名前を騙り、投資家から資産を奪い取る「VC TRADE」という偽サイトの被害が2025年以降増加しています。
本記事では、弊社が調査した偽サイトの実態や不審な点、被害を回復する対策を詳しく解説します。
- 検索エンジンで探しても指定されたサイトがヒットしない
- 個人名義の口座から少額出金される
- 出金時に何らかの理由をつけて追加入金を要求される
独自調査の結果から、VC TRADEを騙る偽サイトはリスクの高いサイトであると判断しています。
VC TRADEを騙る偽サイトに現在入金中で不安な方へ
VC TRADEを騙る偽サイトへの追加の入金は絶対にせず、過去の送金の証拠をできる限り保存してください。
詐欺の証拠を立証するためには、迅速な調査が必要です。
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VC TRADEを騙る偽サイトは詐欺?独自調査で判明した実態のまとめ

調査の結果、VC TRADEを名乗るサイトは正規の金融機関とは全く無関係な、組織的な詐欺プラットフォームであると判断されます。
正規のVC トレードについて
正規のSBI VCトレードは、SBIホールディングスの傘下にある「SBI VCトレード株式会社」が運営しています。
金融庁に暗号資産交換業者として正式に登録されており、日本の法規制を厳格に遵守している組織です。2018年の設立以来、高いセキュリティとグループの強固な資本を背景に、多くの投資家に利用されています。

主な業務は暗号資産の売買やレンディング、ステーキングなどの健全な金融サービスの提供です。
公式サイトのドメインは「sbivc.co.jp」であり、週に一度の定期メンテナンスを行うなど運用の透明性が確保されています。顧客の資産保護を第一に考えた運営体制が整っており、SNSで個別に投資を勧誘するような行為は行っていません。
VC TRADEを騙る偽サイトの実態は偽プラットフォーム?
今回調査した詐欺サイト「VC TRADE」は、SBIの名称を盗用した偽のプラットフォームです。マッチングアプリでの出会いやSNS上の広告からLINEグループへと誘導し、投資の先生やアシスタントを装った人物が接触してきます。
偽の取引サイトである「exchangek.cc」では、管理画面で数値を操作し、短期間で大きな利益が出ているように演出します。最初は少額の出金を許可して信用させ、その後に多額の入金を迫る手口が目立ちます。
被害者が全額を引き出そうとすると、所得税や保証金名目でさらなる送金を要求し、最終的に連絡を断つケースが散見されています。
【結果】VC TRADEを騙る偽サイトが詐欺だと判断できる理由
調査で判明したVC TRADEを騙る偽サイトの不審点を以下の表に整理しました。
| 評価項目 | 偽サイトの実態 |
|---|---|
| 勧誘ルート | マッチングアプリ、SNSの偽広告、LINEグループ |
| 主な勧誘文句 | 「SBIの未公開株」「資産形成の術」「AIによる高勝率トレード」 |
| 利回りの提示 | 数日で資産が倍増するなどの非現実的な数値 |
| 振込先の名義 | 他人の個人名義口座を都度指定される |
| 出金時 | 個人名義の口座(他の被害者の口座や出し子の口座の可能性)から少額送金される |
正規の業者が入金先として個人名義の口座を指定したり、出金時に個人名義の口座から送金したりすることは制度上あり得ません。
また、利益に対して事前の納税を現金や暗号資産で求める運用も、日本の法律には存在しない仕組みです。こうした特徴が一つでも当てはまる場合は、組織的な犯罪であると判断すべきです。

VC TRADEを騙る偽サイトは詐欺の可能性が高いです。
既に入金している場合、非常にリスクが大きいため、まずは当社にて無料で調査させていただきます。
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VC TRADEを騙る偽サイト「exchangek.cc」では招待コードの入力を要求され不審点多数

偽サイト「exchangek.cc」は、見た目こそ本物らしく作られていますが、詳細を調査すると不自然な点が発見されます。

基本情報が一切記載されていない
優良なサービスであれば、運営者情報、問い合わせ窓口といった基本情報を、未登録のユーザーにも広く公開しているのが一般的です。
しかし、VC TRADEを騙る偽サイト内には、金融サービスを提供する上で必須となる「運営会社・所在地・代表者・金融ライセンス」等の基本情報が一切記載されていません。さらには、監査機関の記述、問い合わせ電話番号についてなどの記載も存在しない状態です。
非現実的な利益の演出
取引画面は本物らしく動いているようですが、実際には市場とは連動しておらず、管理者が数字を打ち込むだけの構造です。数時間で資金が数倍に増えるような非現実的な利益は、さらなる入金を促すための「撒き餌」に過ぎないと思われます。

招待コードの入力を要求される
新規登録画面を開いてみると招待コードの入力を要求されます。正規の仮想通貨FXなどであれば、紹介制でなければ登録できないということは有り得ません。特定の招待コードを入力しなければ登録できない仕組みは、外部の調査から実態を隠蔽するための工作と考えられます。
VC TRADEを騙る偽サイトのWhois情報によるとドメイン契約は最短の1年

ドメインの登録情報を確認すれば、運営主体の透明性を客観的に判断することができます。「exchangek.cc」の運用を精査したところ、長期的なサービス継続を想定していない不審な実態が明らかとなりました。
| 項目 | 内容 |
| ドメイン名(Domain Name) | exchangek.cc |
| レジストラ(Registrar) | Dominet (HK) Limited |
| ネームサーバー(Name Server) | carioca.ns.cloudflare.com / oswald.ns.cloudflare.com |
| 登録年月日(Creation Date) | 2026-02-13 |
| 有効期限(Registry Expiry Date) | 2027-02-13 |
| 状態(Domain Status) | active |
| 登録者情報(Registrant Contact) | 非公開(シンガポール:SG) |
| 管理者情報(Admin Contact) | 非公開(アリババ・クラウド提供のフォーム経由) |
| 技術連絡担当者(Tech Contact) | 非公開 |
| 経理担当者(Billing Contact) | 非公開 |
運用実績が1ヶ月に満たない実態
登録日が2026年2月13日であり、現時点(3月11日)で運用開始から1ヶ月足らずの状況です。 金融プラットフォームとしての実績は皆無であると判断できます。
「.cc」ドメインの採用
ココス諸島に割り当てられたドメインですが、安価で審査が甘いため、フィッシングサイトや詐欺インフラに多用される傾向があります。正規の金融機関が公式ドメインとしてこれを選択することはありえません。
シンガポール拠点を騙りつつ身元を完全遮断する不透明性
登録国にシンガポール(SG)を指定していますが、具体的な住所や法人名は一切明かされていません。日本国内の投資家をターゲットに据えながら、実体のない海外インフラを介して身を隠す構成は、責任追及の手を逃れるための工作であると考えられます。
Cloudflareによるインフラ情報の隠蔽
ネームサーバーにCloudflareを利用し、実際のサーバー所在地の特定を困難にさせています。 法執行機関による捜査やサーバー差し押さえを回避するための策であり、運営の透明性を確保する意思はないと考えられます。
最短1年契約に表れる「逃げ得」の構え
有効期限が登録からちょうど1年後に設定されています。 本来、永続的に顧客の資産を管理するはずの組織が、1年ごとに失効のリスクがある最短契約を選択するのは不自然です。利益を吸い上げた後は速やかにサイトを閉鎖し、追跡を断ち切る計画があると考えられます。

VC TRADEを騙る偽サイトでだまし取られた資金は、専門調査で追跡できる場合があります。
弁護士や警察に断られた事案でも対応可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。
VC TRADEを騙る偽サイトの口コミや評判には注意喚起の声あり

ネット上の掲示板やSNSを調査しても、VC TRADEを騙る偽サイト「exchangek.cc」に関する最近の口コミや評判が確認できない場合があります。しかし、「情報がない=今回のサイトは安全」と判断するのは極めて危険です。
当事務所には、直近にもVC TRADEを騙る偽サイトによる高額被害の相談が相次いで寄せられています。
数年前からVC TRADEを騙る偽サイトが多数出現している形跡もあり、今回の偽サイトもそのうちの一つであると考えられます。詐欺グループは、風評被害対策やサイトの頻繁な作り替えによって意図的に悪評を封じ込めているケースもあり、注意が必要です。
数ヶ月前のVC TRADEを騙る偽サイトに関する口コミは散見されており、参考のために掲載しておきます。
VC TRADEを騙る偽サイトについて掲示板での口コミや評判
少額出金を敢えて許し信頼させる
最初は少ない金額で運用させて利益を上げさせて実際に出金もさせて信用させてそこからが詐欺師が高額な取引を甘い言葉で持ちかけてきてシステム上では利益が上がっているように見せられます。(一部抜粋)
詐欺相談なび
詐欺師にとって数万円程度の出金に応じるのは、後に数百万円、数千万円を回収するための撒き餌であると考えられます。システム画面で右肩上がりに増え続ける利益は、高額入金させるための虚像である可能性が極めて高いです。
出金手続きをすると税金などの追加送金を要求される
【Vc trade偽】取引所から出金の手続きをしようとすると先に税金(手数料)が必要だとかハッキング・マネーロンダリングの疑いが持たれているなど更にお金を送金を送るように指示をされますが全て嘘の話ですのでご注意してください!(一部抜粋)
詐欺被害ジャパン
正規の金融機関が、出金の条件として個人口座への直接振り込みや、現金の先払いを命じる手続きは存在しません。ハッキングや犯罪関与を疑う強迫的な言動は、利用者の冷静さを失わせ、抗議の声を封じ込めるための心理工作であると考えられます。
VC TRADEを騙る偽サイトについてX(旧Twitter)での口コミや評判
VC TRADEを騙る偽サイトのX(旧Twitter)での口コミや評判は発見されませんでした。
VC TRADEを騙る偽サイトについてYahoo!知恵袋での口コミや評判
VC TRADEを騙る偽サイトのYahoo!知恵袋での口コミや評判は発見されませんでした。
VC TRADEを騙る偽サイトで詐欺被害に遭ったかもと思った場合にやるべきこと
もしVC TRADEを騙る偽サイトに入金してしまい、出金できない状態に陥っているのであれば、一刻を争う対応が求められます。
被害の拡大を食い止め、回復の可能性を少しでも残すための具体的なアクションを確認しましょう。
調査会社に相談すれば資金の追跡が可能
仮想通貨はブロックチェーン上にすべての取引記録が残るという特性があります。そのため、専門の調査会社に依頼すれば、送金先のウォレットアドレスを起点に資金の流れを追跡し、どの取引所に資金が移動したのかを特定できる場合があります。
ただし、犯人側は資金をミキシングサービスや複数のウォレットを経由させて追跡を困難にしようとするため、相談が早ければ早いほど追跡の成功率は高まります。「まだ被害と確定したわけではないから」と様子を見ている間にも資金は移動し続けるため、疑わしいと思った段階で一度相談だけでもしておくことをおすすめします。
当社では、ブロックチェーン解析ツールを活用した資金追跡調査を行っており、調査結果をもとに警察への被害届提出や弁護士を通じた法的手続きに活用できるレポートを作成しています。相談は無料で受け付けておりますので、少しでも不安を感じている方はお気軽にお問い合わせください。

VC TRADEを騙る偽サイトへの追加入金は絶対にせず、やり取りの証拠を保存する
被害に気づいた後にまず徹底していただきたいのが、これ以上の入金を一切しないことです。
詐欺グループは「出金には手数料が必要」「税金を先に納付しないと引き出せない」など、もっともらしい理由をつけて追加送金を要求してきますが、これらはすべて追加の資金を搾取するための手口です。どのような名目であっても、絶対に応じないでください。
あわせて、以下の情報をできる限り保存しておいてください。
- 相手とのメッセージ履歴(LINE・Telegram・メールなど。スクリーンショットで保存)
- 送金時のトランザクションID・ウォレットアドレス
- 相手から案内されたサイトのURL・アプリの画面キャプチャ
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これらの証拠は、調査や法的対応を進めるうえで極めて重要な資料になります。相手にブロックされたりアカウントが消されたりする前に、今すぐ記録を残しておくようにしてください。
